毛穴の教科書

成分図鑑

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

細胞で分かったことと、肌で実感すること。

別名:APPS / Trisodium Ascorbyl Palmitate Phosphate / アプレシエ

ビタミンC誘導体研究条件を読む
図で、この成分を知る

MODEL / 研究対象を読む

APPSの基礎研究と、市販品を人が使用した結果との間を区別します。

図で読む / 基礎研究から、ヒト効果を飛躍させない
APPSを評価した2017年の研究
皮膚細胞基礎研究の対象
ヒト表皮モデル人が製品を使う試験とは別
測定したもの細胞内アスコルビン酸量や変換の過程
市販品の使用結果は別毛穴・シミの変化のヒト試験ではない
略称APPSと、成分表の長い表示名を結び付けて読む。
研究対象と測定項目を整理する概念図です。実際の反応、皮膚の層・浸透深度や効能を再現していません。図・表の出典 1

APPSは略称。届き方の基礎研究と、肌で実感する効果は別です。[1][2]

この成分の要点

働き

略称はAPPS。皮膚細胞・表皮モデルの基礎研究と、市販品の使用効果を分ける。[1][2]

働きへ
選ぶ前の注意

細胞内のアスコルビン酸量などを調べた研究です。全配合品の届き方、シミ治療、毛穴縮小、日焼け止めの代用は示しません。[1][2]

注意点へ
根拠

ヒト使用試験ではない。細胞内アスコルビン酸量と変換を評価。悩みへの効果線は設定しない。[1]

根拠へ

どんな成分?

ビタミンC誘導体の一つで、APPSという略称で紹介されます。製品の成分表ではパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naという長い名前が手がかりです。パルミチン酸アスコルビルやリン酸アスコルビルNaなど、名前の一部が共通する成分と取り違えないようにしましょう。[1][2]

成分表で探す名前
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na[1][2]
別名
APPS[1][2] / Trisodium Ascorbyl Palmitate Phosphate[1][2] / アプレシエ[1][2]

どんな働きがある?

千葉大学と企業の研究者らによる2017年の報告は、皮膚細胞やヒト表皮モデルでAPPSを調べたものです。細胞内のアスコルビン酸量や、成分が変換される過程などを評価しています。人が市販の美容液を顔に塗り、毛穴やシミの変化を比べた試験ではありません。[1][2]

どんな目的で選ぶ?

ビタミンC誘導体について、略称だけでなく研究の中身も知りたい人向けです。「浸透型」などの紹介を読むとき、何を使って、どこへの移行を、どのように測ったかに注目すると判断しやすくなります。[1][2]

選ぶ前に知っておきたいこと

細胞や表皮モデルで確認されたことから、すべてのAPPS配合品が同じ量を届けるとはいえません。他の誘導体より何倍優れるという比較も、実験条件をそろえた根拠なしにはできません。塗布でのシミ治療、毛穴縮小、日焼け止めの代用といった効能には広げません。[1][2]

選ぶときの確認ポイント

完成品の試験、容器や保管の指示、開封後の扱いを確認しましょう。複数成分の製品なら、試験結果がAPPS単独のものか製品全体のものかを区別します。原料を混ぜる方法ではなく、処方済みの製品を説明どおり使うことが選び方の基本です。[1][2]

よくある疑問

長い表示名は何のため? 略称と成分表を結び付け、別の誘導体との混同を防ぐ手がかりです。[1][2]

APPS入りなら美白製品? 成分名だけでは決まりません。薬用表示とその製品の承認効能を確認します。[1][2]

根拠と確認した範囲

ヒト使用試験ではない。細胞内アスコルビン酸量と変換を評価。悩みへの効果線は設定しない。[1]

皮膚細胞・ヒト表皮モデルの基礎研究

ヒト使用試験ではない。細胞内アスコルビン酸量と変換を評価。悩みへの効果線は設定しない。[1]

READ THE DIFFERENCE

基礎研究を、購入時にどう読む?

見るところ今回確認できたことここまでは広げない
研究の対象皮膚細胞・ヒト表皮モデル人が顔に塗って効果を比較した試験ではない図・表の出典 1
評価したこと細胞内アスコルビン酸量や変換の過程すべてのAPPS配合品が同じ量を届けるとはいえない図・表の出典 1
成分表の名前パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na名前の一部が共通する別の誘導体と取り違えない図・表の出典 1

本文の資料から、条件の違いを整理しています。図・表の出典 1図・表の出典 2

INGREDIENT NOTES31写真は質感のイメージです

出典と確認日

  1. APPSから皮膚細胞へのアスコルビン酸供給(Shibuyaら、2017)確認日:
    発信者
    千葉大学・クラブコスメチックス・昭和電工
    閲覧範囲
    抄録のみ
    確認した範囲
    皮膚細胞・ヒト表皮モデルの基礎研究
    この資料の限界
    ヒト使用試験ではない。細胞内アスコルビン酸量と変換を評価。悩みへの効果線は設定しない。
  2. APPプラスEPCローション:APPSの表示名確認日:
    発信者
    アイ・ティー・オー
    閲覧範囲
    提供資料には閲覧範囲の明記なし
    確認した範囲
    確認箇所の個別指定はありません。
    この資料の限界
    確認できた範囲の詳細は未記載です。
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