毛穴の教科書

毛穴の教科書 INGREDIENT LIBRARY

美容成分図鑑

気になる名前も、肌の悩みも。
働き・注意点・根拠を読み解く、成分図鑑。

質感のイメージ
悩みから探す

読み始めるなら グリセリンナイアシンアミド

成分表の、その先まで。

同じ成分名でも、完成品の働きは一つではありません。
この図鑑は、製品を選ぶための読み方も一緒にまとめています。

A LITTLE MORE TO KNOW

名前の先に、
知りたいことがある。

まずは、ひとつの問いから。
いつものケアを考える、3つの読みもの。

01

成分名だけで、
洗顔料を選べる?

トロメタミンと、組み合わせの研究。

解説を読む
02

保湿成分は、
濃いほどいい?

グリセリンの研究と、使うときの条件。

解説を読む
03

その「PDRN」、
何の名前?

表示名・原料・研究の範囲を読み分ける。

総称の解説を読む

種類や表示を読み分ける

成分を知る、見比べる。

51件の解説を収録

図で、読みどころをつかむ。 配合や資料の読み方の概念図です。肌の動きや、効果の強さは表していません。

配合の組み合わせを読む成分単独と、洗浄処方を分けて考える

トロメタミン

別名:トリス / Tromethamine

角栓・黒ずみ汚れの洗浄処方に関する研究。一般にはpH調整に使われます。

名前から成分を知るグリシンが2つつながったペプチド

グリシルグリシン

別名:Gly-Gly / ジグリシン

保湿や毛穴まわりのキメに着目する成分。配合溶液の研究を紹介します。

研究の着眼点を読む研究した項目と、毛穴の大きさは別

ナイアシンアミド

別名:ニコチン酸アミド / ニコチンアミド

うるおいを保つ働きと、2%配合保湿剤を使った皮脂の研究を紹介します。

保湿研究の条件を読む特定の配合クリームでの研究

グリセリン

別名:Glycerin / Glycerol

保湿の基本。特定の配合クリームでの研究を紹介。

原料と完成品を分けるヒアルロン酸Naの原料資料を確認

ヒアルロン酸Na

別名:ヒアルロン酸ナトリウム / Sodium Hyaluronate

ヒアルロン酸Naの保湿用途。原料メーカーの説明を確認。

複合処方の中で考えるNP単独と、複合処方の研究は別

セラミドNP

別名:Ceramide NP / セラミド3(旧称)

セラミドの一種。保湿研究はNPを含む複合処方。

名称と研究条件を読むD体の研究を、全配合品に広げない

パンテノール

別名:Panthenol / プロビタミンB5

保湿を支える成分。D体の特定処方での研究。

処方の研究を読むビタミンCそのものと、完成品の条件

アスコルビン酸

別名:Ascorbic Acid / L-アスコルビン酸

ビタミンCそのもの。キメに関する特定クリームの研究。

薬用の条件を確かめる美白用途は、承認された薬用製品で

アスコルビルグルコシド

別名:Ascorbyl Glucoside / L-アスコルビン酸2-グルコシド

ビタミンC誘導体。美白は承認された薬用製品での用途。

使用条件を一緒に読む濃度だけで、よさや刺激は決まらない

レチノール

別名:Retinol / ビタミンAの一種

特定ローションの塗布研究。刺激と使用条件を確認。

製品区分を分けて読む肌荒れ予防は、薬用製品での用途

グリチルリチン酸2K

別名:Dipotassium Glycyrrhizate / グリチルリチン酸ジカリウム

薬用製品の肌荒れ予防用途。一般化粧品とは区別。

製品ごとの条件を読む同じ成分名でも、製品区分を確認

サリチル酸

別名:Salicylic Acid / 2-ヒドロキシ安息香酸

角質ケア目的の成分。製品区分と配合目的を確認。

試験の対象を分ける施術用溶液の小規模研究を紹介

グルコノラクトン

別名:Gluconolactone / グルコノ-δ-ラクトン

PHAに関連する成分。保湿の研究は施術用溶液の小規模試験。

処方全体から考える作用は、複数の処方条件で変わる

乳酸

別名:Lactic Acid / 2-ヒドロキシプロパン酸

AHAの一種。キメの研究は特定クリームの条件。

使い方まで確認する濃度だけを、強さの目安にしない

グリコール酸

別名:Glycolic Acid / ヒドロキシ酢酸

AHAの一種。角質ケア作用は処方条件に左右されます。

洗顔料の組み合わせを読むメーカーが説明する複合処方の用途

プロテアーゼ

別名:Protease / タンパク質分解酵素

タンパク質分解酵素。洗顔料の複合処方での用途。

治療と化粧品を分ける治療薬の結果を、化粧品に広げない

アゼライン酸

別名:Azelaic acid

酸そのものと誘導体、化粧品と治療薬を分けて確認。

由来と同一性を分ける関連する名前でも、別の成分

アゼロイルジグリシンK

別名:Potassium Azeloyl Diglycinate / PAD

アゼライン酸とは別の成分。研究はPADなどの複合処方。

研究した処方を読む特定の乳化製剤で調べた保湿研究

エクトイン

別名:Ectoin / Ectoine

保湿成分。2%配合乳化製剤での研究。

研究した型を確かめるGSHとGSSGの研究を分けて読む

グルタチオン

別名:Glutathione / GSH(還元型)

保湿目的での配合表示。還元型と酸化型の研究を区別。

総称から表示名へ原料の総称。個別の表示名を確認

PDRN(総称解説)

別名:Polydeoxyribonucleotide / ポリデオキシリボヌクレオチド

DNA由来原料の総称解説。表示名と特定処方を確認。

働き・注意点を読む総称の解説・成分比較の対象外
油性成分の役割を読む配合目的と、処方の研究を分ける

スクワラン

別名:Squalane

油性の保湿成分。メーカーが配合目的を説明しています。

保湿研究の条件を読む濃度だけで、よさを順位づけしない

尿素

別名:Urea

特定尿素クリームの前腕試験で、水分状態の変化を報告。

似た表示名を見分ける同じPCAの文字でも、別の成分

PCA-Na

別名:Sodium PCA / ピロリドンカルボン酸ナトリウム

PCA-NaはPCAのナトリウム塩。原料メーカーによる保湿用途説明。

似た名前を見分ける名前の一部だけで、役割を決めない

ベタイン

別名:Betaine / トリメチルグリシン

トリメチルグリシンの別名。原料資料では保湿用途を説明。

複合脂質として読む複合処方と、単独成分は別

コレステロール

別名:Cholesterol

コレステロールを含む複合脂質原料の保湿用途説明。

配合目的と薬用を分ける肌荒れ予防には、製品区分の条件

アラントイン

別名:Allantoin

原料の保湿用途と、薬用製品の肌荒れ予防を分けて確認。

研究と薬用を分ける色素沈着の研究と、薬用の用途は別

リン酸アスコルビルMg

別名:Magnesium Ascorbyl Phosphate / MAP

ビタミンC誘導体。特定クリームの色素沈着研究を、処方・対象者とともに読む。

モデルと使用結果を分けるモデルでの評価を、美容効果に広げない

3-O-エチルアスコルビン酸

別名:3-O-Ethyl Ascorbic Acid / エチルアスコルビン酸

表示名と処方を確認。摘出ブタ皮膚の研究を、ヒトの使用効果と分けて読む。

資料の対象を読むAPPSのモデル研究を区別する

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

別名:APPS / Trisodium Ascorbyl Palmitate Phosphate

略称はAPPS。皮膚細胞・表皮モデルの基礎研究と、市販品の使用効果を分ける。

比較した条件を読む濃度が高いほどよいとは判断しない

レチナール

別名:Retinal / Retinaldehyde

レチノールとは別のビタミンA系成分。特定クリームの試験条件と肌の反応を確認。

小規模な試験を読む皮脂の測定と、ニキビ治療は別

PCA亜鉛

別名:Zinc PCA

PCAの亜鉛塩。メーカーの少人数試験を手がかりに、皮脂関連の説明を読む。

酵素と洗顔処方を読む皮脂汚れと、皮脂の分泌は別

リパーゼ

別名:Lipase

酵素洗顔で皮脂由来の汚れに着目。プロテアーゼや他の洗浄成分との役割を読む。

洗い流す処方を読む表面の汚れを洗い流す用途

パパイン

別名:Papain / パパイン酵素

パパイヤ由来のタンパク質分解酵素。洗顔料での古い角質などの汚れのケアを読む。

薬用の条件を読む美白用途は、承認された薬用製品で

トラネキサム酸

別名:Tranexamic Acid / m-トラネキサム酸(製品での呼称)

薬用製品では、医薬部外品・有効成分・シミやそばかす予防の表示をセットで確認。

保湿の役割を分ける水分を守る役割と、製品全体を確認

ワセリン

別名:Petrolatum / White Petrolatum

油性の膜で乾燥を防ぐ役割。水分を補う処方と分けて読む。

原料と完成品を分ける原料の粘度から、肌への効果は決めない

ジメチコン

別名:Dimethicone / メチルポリシロキサン

同じ表示名で粘度の異なる油剤。原料物性と完成品を分ける。

配合目的を分けて読む乳酸の角質ケアと同じ説明にしない

乳酸Na

別名:Sodium Lactate / 乳酸ナトリウム

乳酸のナトリウム塩。保湿用途と石けんの製造用途を分ける。

資料の対象を確かめる別分野の知見を、肌の効果へ移さない

トレハロース

別名:Trehalose

化粧品の保湿に使う糖類。食品や製剤の安定化とは分ける。

比較の条件を読む有意差なしは、全製品の同等性ではない

バクチオール

別名:Bakuchiol

0.5%同士でも、使う回数が異なる比較試験を読む。

人数の重なりを読む126人のうち84人は眉間も評価

アデノシン

別名:Adenosine

クリームとフィルム、目周囲と眉間の試験を読み分ける。

対照との違いを読む当該試験では全体の群間有意差なし

カフェイン

別名:Caffeine

目元のゲル研究で、配合成分と基剤の寄与を分ける。

異なる試験を読み分ける処方・測定法が違う2つの外用研究

アセチルヘキサペプチド-8

別名:Acetyl Hexapeptide-8 / Argireline

目周囲の外用研究で、変化の報告と差なしの両方を読む。

混合処方の研究を読む各成分の寄与を切り分けた結果ではない

マデカッソシド

別名:Madecassoside

ツボクサ抽出物と個別成分、単独と複合処方を読み分ける。

研究の経路を分ける投与経路と材料の異なる研究を分ける

エルゴチオネイン

別名:Ergothioneine / L-Ergothioneine

細胞実験・食品の経口試験・外用化粧品を分けて読む。

似た名称を照合する型の違いと、薬用表示の条件を分ける

アルブチン

別名:Arbutin / β-アルブチン

β型の名称と、薬用製品でのシミ予防表示を読み分ける。

情報の段階を分ける特定の製剤技術を、成分一般へ広げない

4-メトキシサリチル酸カリウム塩

別名:4MSK / Potassium 4-Methoxysalicylate

薬用美白の表示と、4MSKを組み込む処方技術を分ける。

名称と用途を照合する承認製品のシミ予防と、治療を分ける

4-n-ブチルレゾルシン

別名:ルシノール / Rucinol

ルシノールの正式名と、承認製品のシミ予防表示を読む。

製品表示の区分を読む生産終了の旧製品を含む表示例の比較

酢酸トコフェロール

別名:Tocopheryl Acetate / ビタミンE酢酸エステル

化粧品の整肌表示と、指定医薬部外品の複合処方を分ける。

承認の条件を確かめるSWの承認を、全配合品へ広げない

グリチルレチン酸ステアリル

別名:Stearyl Glycyrrhetinate

一般名称とSWの特定承認を分け、薬用表示の範囲を読む。

完成品の用途を分ける共通する成分名でも、製品の用途は別

イソプロピルメチルフェノール

別名:IPMP / Isopropyl Methylphenol

薬用洗顔料のニキビ予防と、配合薬による治療を区別する。

図鑑の読み方

  1. 名前を確かめる
    別名と、成分のグループを指す呼び名を分けて見ます。
  2. 研究の対象を確かめる
    成分単体か、特定の処方か。人の試験か、モデル試験かを読み分けます。
  3. 完成品の使い方を見る
    配合量だけで選ばず、洗い流すかどうかや使い方も確認します。
容器の成分表示を読む様子のイメージ