毛穴の教科書

成分図鑑比較ガイド

セラミドNP・AP・EOP:種類数より処方と根拠を見る

種類が増えても、効き目は足し算しない。

比較ガイド表示名複合処方
図で、違いを読み分ける

名前の違いは整理できる。でも、効き目の順位はまだ決められない。[1][2]

このガイドの要点

読みどころ

NP・AP・EOPの表示名と、資料が扱う原料の範囲を整理します。[1][2]

資料の範囲へ
選ぶ前の注意

種類数や複合原料の説明だけで、単独成分の効き目を順位づけできません。[1][2]

注意点へ
根拠

AP/EOP単独のヒトでの直接比較結果は今回の確認資料にはない。独立記事の保留は効果がないという判断ではない。[1][2]

根拠へ

COMPARISON / 種類と根拠

NP・AP・EOPの名称と、資料が説明している対象を同じ目線で並べます。

図で読む / 優劣ではなく、資料の対象を比較
セラミドNP・AP・EOP
セラミドNP既存NP記事・複合原料の構成成分
セラミドAPCeramide VI MBのINCI名
セラミドEOPSK-INFLUX V MBの構成成分
今回の資料では、APとEOPを選び分ける直接比較は未確認。
3名称は同じ大きさ・同じ色調で表示しています。分子構造、皮膚への到達位置や保湿力の順位を示す図ではありません。図・表の出典 1図・表の出典 2

表示名と資料の対象を読む

セラミドは一つの表示成分だけを指す言葉ではありません。NP、AP、EOPなど、成分表には別の名称が並びます。ここでは既存のセラミドNPの記事に加え、APとEOPの読み方を比較します。名前が増えたことを、そのまま保湿力が何倍にもなったという意味にしないのが大切です。[1][2]

EvonikはCeramide VI MBのINCI名をCeramide APとしています。一方、同社のSK-INFLUX V MBはNP、AP、EOP、コレステロールなどを含む複合原料です。「セラミド原料の資料」と言っても、一種類の成分についての説明なのか、複数の成分を合わせた原料の説明なのかで、読み取れる範囲が変わります。[1][2]

複合原料から読み取れる範囲

複合原料の保湿説明から、APとEOPのどちらがどの程度効いたかを分解することはできません。また、ある複合原料が使われたと分からない製品に、その原料の構造や試験結果を当てはめることもできません。成分表示に同じ名前が並んでいても、配合量や比率、製造方法が同じとは限らないためです。[1][2]

製品を選ぶときの確認ポイント

選ぶときは、種類の多さよりも、完成品の説明と試験を確認しましょう。試験が紹介されているなら、比較したのは何か、どの部位で、どれくらい使ったか、何を測ったかが手がかりです。原料の説明だけの場合は、配合目的を知る情報として受け取り、肌の変化を保証するものとして扱わないようにします。[1][2]

直接比較で分かっていないこと

今回確認した資料では、APとEOPを個別に選び分けるための十分な直接比較データは確認できませんでした。このため両者を同じ保湿説明で別々の長文記事にせず、この比較ガイドにまとめています。新たな比較試験が確認できれば説明を更新します。乾燥が気になる場合は、まず使いやすい保湿製品を適切な量で続け、合わないときは製品全体を見直してください。[1][2]

根拠と確認した範囲

AP/EOP単独のヒトでの直接比較結果は今回の確認資料にはない。独立記事の保留は効果がないという判断ではない。[1][2]

メーカー資料で確認した名称と複合原料の組成

AP/EOP単独のヒトでの直接比較結果は今回の確認資料にはない。独立記事の保留は効果がないという判断ではない。[2]

READ THE DIFFERENCE

表示名と、根拠が説明している対象

名称確認した資料読み取れる範囲
セラミドNP既存NP記事/複合原料の構成成分既存記事を参照。複合原料の結果はNP単独の結果ではない図・表の出典 1
セラミドAPCeramide VI MB のINCI名原料の名称・用途説明。NPやEOPに対する優越性は示さない図・表の出典 1
セラミドEOPSK-INFLUX V MB の構成成分他の脂質と組み合わせた原料。EOP単独の効果量は分からない図・表の出典 1

本文の資料から、条件の違いを整理しています。図・表の出典 1図・表の出典 2

INGREDIENT NOTES28写真は質感のイメージです

出典と確認日

  1. Ceramide VI MB / Ceramide AP確認日:
    発信者
    Evonik
    閲覧範囲
    提供資料には閲覧範囲の明記なし
    確認した範囲
    確認箇所の個別指定はありません。
    この資料の限界
    確認できた範囲の詳細は未記載です。
  2. SK-INFLUX V MB 複合脂質原料の構成確認日:
    発信者
    Evonik
    閲覧範囲
    提供資料には閲覧範囲の明記なし
    確認した範囲
    複合原料の用途説明
    この資料の限界
    EvonikのNP・AP・EOP・コレステロール等の複合原料の情報。コレステロール単独のヒトでの効果とは扱わない。
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