毛穴の教科書

成分図鑑

セラミドNP

「セラミド」の中の、NPという一種。

別名:Ceramide NP / セラミド3(旧称)

保湿角層の脂質ケア
図で、この成分を知る

「セラミド」はグループ名。NPはその中の一種です。[1][2]

この成分の要点

働き

セラミドの一種。保湿研究はNPを含む複合処方。[1][2]

働きへ
選ぶ前の注意

誰でも刺激なく使えるとは限りません。セラミドの種類数から効果の強さは計算できません。[1][2]

注意点へ
根拠

Danbyら(シェフィールド大学)、2016年。60歳超の乾燥肌の参加者を21人ずつ2群で研究し28日評価。尿素5%・セラミドNP・乳酸塩を含む保湿剤。NP単独比較ではない。[2]

根拠へ

FAMILY / 総称と一種

グループ名と表示名を見分けると、研究の読み方も変わります。

図で読む / 名称の関係を見分ける
セラミドという成分群
セラミドNPこの記事の成分
セラミドAPNPとは異なる種類
セラミドEOPNPとは異なる種類
NPの研究か、セラミド全体の話かを確認
成分名の関係を整理した図です。肌の脂質構造や、塗った後の並び方・修復を表していません。図・表の出典 1図・表の出典 2

どんな成分?

肌の角層にある脂質に着目した保湿成分で、セラミドという成分群の一種です。原料メーカーのEvonikは、Ceramide IIIの成分名をCeramide NPと示しています。APやEOPなどを含む「セラミド全体」と同じ意味ではありません。[1][2]

成分表で探す名前
セラミドNP[1][2]
別名
Ceramide NP[1][2] / セラミド3(旧称)[1][2]

どんな働きがある?

シェフィールド大学の研究では、セラミドNP・尿素・乳酸塩を含む保湿剤を、乾燥のある60歳超の人に使用。比較した別の保湿剤より水分量などが改善しました。ただし複数成分を含む製品の結果で、NPだけの貢献度は分かりません。[1][2]

どんな目的で選ぶ?

乾燥しやすく、うるおいを保つケアを見直したい人に。肌を整える保湿の候補として考え、炎症や湿疹がある場合の治療と混同しないようにしましょう。[1][2]

選ぶ前に知っておきたいこと

角層に存在する種類の成分だからといって、塗れば必ず同じ構造に並ぶ、誰でも刺激なく使える、という意味にはなりません。研究対象の年齢や使用部位も限られます。セラミドの種類数から効果の強さを計算することもできません。[1][2]

選ぶときの確認ポイント

NPが入っているかに加え、製品全体の保湿性と使い心地を確認しましょう。配合量や脂質の組み合わせを公開している製品は参考になりますが、数字だけで優劣を断定せず、完成品の試験条件まで読めると安心です。[1][2]

よくある疑問

セラミドなら全部同じ? 種類が異なります。総称で説明された研究がNPだけの研究かを確認しましょう。[1][2]

NPだけでも十分? 十分かどうかは目的と完成品の処方次第です。種類数だけでは判断できません。[1][2]

敏感肌にも必ず合う? 成分名や肌質だけでは保証できません。刺激を感じたら使い続けないでください。[1][2]

根拠と確認した範囲

Danbyら(シェフィールド大学)、2016年。60歳超の乾燥肌の参加者を21人ずつ2群で研究し28日評価。尿素5%・セラミドNP・乳酸塩を含む保湿剤。NP単独比較ではない。[2]

ヒト・複合処方

Danbyら(シェフィールド大学)、2016年。60歳超の乾燥肌の参加者を21人ずつ2群で研究し28日評価。尿素5%・セラミドNP・乳酸塩を含む保湿剤。NP単独比較ではない。[2]

保湿の研究

特定処方・条件でのヒト試験[1][2]

発信者
Evonik
資料の種類
manufacturer-explanation
研究・説明の対象
特定処方・条件でのヒト試験
モデル・対象者
個別の試験モデルは未指定
確認した条件
図のキーは関連するケア目的を示し、全配合製品の効能保証や成分の優劣を意味しません。 成分単独の効果や全配合製品での再現を保証しません。
この資料の限界
図のキーは関連するケア目的を示し、全配合製品の効能保証や成分の優劣を意味しません。 成分単独の効果や全配合製品での再現を保証しません。

出典[1]

発信者
University of Sheffield
資料の種類
research-abstract
研究・説明の対象
ヒト・複合処方
モデル・対象者
ヒト・複合処方
確認した条件
Danbyら(シェフィールド大学)、2016年。60歳超の乾燥肌の参加者を21人ずつ2群で研究し28日評価。尿素5%・セラミドNP・乳酸塩を含む保湿剤。NP単独比較ではない。 図のキーは関連するケア目的を示し、全配合製品の効能保証や成分の優劣を意味しません。 成分単独の効果や全配合製品での再現を保証しません。
この資料の限界
図のキーは関連するケア目的を示し、全配合製品の効能保証や成分の優劣を意味しません。 成分単独の効果や全配合製品での再現を保証しません。

出典[2]

読み取れる範囲図のキーは関連するケア目的を示し、全配合製品の効能保証や成分の優劣を意味しません。 成分単独の効果や全配合製品での再現を保証しません。

READ THE DIFFERENCE

名称・処方・研究対象を、ひとつずつ分ける

見るところ確かめられた範囲広げて考えないこと
表示名セラミドNPはセラミド群の一種セラミド全体と同じ意味ではない
研究した保湿剤NP・尿素・乳酸塩を含む複合処方NP単独の寄与は分からない
参加者と期間60歳超の乾燥肌・28日評価全世代・すべての製品の結果ではない

本文の資料から、条件の違いを整理しています。図・表の出典 1図・表の出典 2

INGREDIENT NOTES06写真は質感のイメージです

出典と確認日

  1. Ceramide III / INCI Ceramide NP確認日:
    発信者
    Evonik
    閲覧範囲
    提供資料には閲覧範囲の明記なし
    確認した範囲
    確認箇所の個別指定はありません。
    この資料の限界
    確認できた範囲の詳細は未記載です。
  2. 尿素・セラミドNP・乳酸塩配合保湿剤の研究(Danbyら、2016)確認日:
    発信者
    University of Sheffield
    閲覧範囲
    抄録のみ
    確認した範囲
    ヒト・複合処方
    この資料の限界
    Danbyら(シェフィールド大学)、2016年。60歳超の乾燥肌の参加者を21人ずつ2群で研究し28日評価。尿素5%・セラミドNP・乳酸塩を含む保湿剤。NP単独比較ではない。
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